いよいよ外壁タイルの補修です。タイル張り替えとエポキシ樹脂によるアンカーピンニング注入工法による作業です。
【前回までの記事】
東京防水職人 | 東京都のマンショ…
2)見逃さない!徹底的な5階建て外壁タイルのひび割れ打音検査 | 東京防水職人
外壁タイルの浮きを確認するため、打診棒を使った打音検査を実施。7枚の浮きタイルを発見し、斜壁部分の作業も慎重に進めています。乾いた音を頼りに浮き箇所を特定し、ク…
これで浮いているタイルを補強します。まずは張替え部分のタイルの撤去から始めます。目地に沿ってディスクグラインダーの刃を入れていきます。職人技でまっすぐに切り込みを入れていきます。

斜壁足場のため作業性はいいとは言えませんが青空の中、手ぶれしないように集中して作業します。

目地に切れ込みを入れたらハツリ機を使って撤去していきます。

上階のハツリ-ほど撤去したタイル破片とごみが落ちるため落下させないように配慮します。

打ち継ぎ目地のシール部も劣化して完全に破断と剥離をしていました。

エポキシ樹脂を注入するために再確認の打音検査です。

ドリルで穿孔します。

ドリルで穿孔した後は切り粉が詰まっているのでブロアーで穴の中をきれいに清掃します。

エポキシ樹脂があふれてタイルを汚さないために注入はウエスを軽く詰めながら行います。

エポキシ樹脂を入れたグリスポンプをウエスを当てた穴に差し込み注入した後ステンレスピンを挿入します。

穴の奥まで注入させてエポキシ樹脂を行き渡せるように注入していきますが、結構腕力が必要なのです。

引き続き次回もこの巣鴨の現場をお伝えしていきます。
