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徹底的な下地調整で塗膜を長持ちさせる。

By 2013年10月28日1月 15th, 2023防水担当の日誌

老人ホームの鉄部を塗装しました。

とても傷みが進んでしまっていて、中には腐食して穴が空いてしまっている部分も。放置しておくと怪我をする危険もあるので、耐久に関わってくる部分の穴はしっかりと溶接しました。本来ならば全て溶接するのが安心なのですが、予算的に難しいものがあったので一部分の補修作業です。

目に見えて浮いた塗膜は手でも剥がれるほどになっていました、ディスクサンダーやヘラ、紙やすりを使って手作業で古い塗膜を剥がしていきます。これを「ケレン」と良い、一般住宅の外壁塗装の際にも行われている工程の1つです。

錆び止めを下塗りとして塗布すると塗料が染み込み古い塗膜が浮き上がってきますが、これもまたケレンをし錆び止めを一部塗り直して、徹底的に下地調整をしていきます。後に中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねて、厚い3回塗りで仕上げ。メーカー規定の希釈率で薄めた塗料は効果を最大限に発揮して、錆びの進行や傷みを抑える働きをしてくれます。