保土ヶ谷区のマンションのフッ素塗料での外壁塗装

施工の見どころ

目次

外壁の塗装前・塗装後

塗装前の保土ヶ谷区のマンション

外観です。塗装前はかなり汚れていました。まずは高圧洗浄機を使って外壁にこびり付いた汚れやコケを落としていきます。

塗装後の保土ヶ谷区のマンション

塗装後です。今回使った塗料は外壁クラック(ひび)の再発を防止する下塗り材とフッ素塗料の組み合わせです。

外壁塗装作業の様子

内壁のエフロレッセンス

見えづらいですが、良く目を凝らして頂くと室内階段の窓周りに貫通クラックによる雨水の侵入があります。白華現象(エフロレッセンス)の白い跡もありますが、美観的な問題で耐久上での問題はありません。

フッ素塗料缶

最新のフッ素塗料です。合計8缶の使用がメーカーで定められたマニュアル仕様です。マニュアルより薄く伸ばして塗装をする業者も残念ながら居ますし、そういう塗装をしても見た目だけは綺麗になります。ただ耐久性を考えると良い塗装とは言えません。

日本ペイント製のフッ素塗料「デュフロンファイン4Fセラミック」

一流ブランド、日本ペイント製です。デュフロンファイン4Fセラミック。下地を選ばない改修向けの塗料で防藻性・防カビ性にも優れています。

フッ素塗料

このフッ素塗料は、硬化剤と主剤の2液です。

タイル外壁の下塗り塗装

タイル面にヒビに強く対応する下塗り塗料を塗布しています。溝にも下塗り塗料をしっかりと塗り込んでいきます。

吹き付けタイル面の下塗り塗装

吹き付けタイル面に乾燥クラックは多く発生していました。こちらも同じくヒビに強い対応をする下塗り塗料を塗り込んで補強していきます。

塗装前と下塗り塗装した部分の比較

上の白い部分が下塗り塗料を塗布したところです。粘度のある塗料をたっぷりと塗り重ねている様子がわかります。

外壁の下塗り塗装

手を伸ばした状態で外壁前面を塗っていきます。上下の部分はしっかりと養生がされていて周囲を汚す心配が無い為、作業に集中しています。

解放廊下の塗装

解放廊下も同様に塗装していきます。高い所は手を伸ばして、時には脚立を使って。どんな体勢で塗装をしていても塗りムラは作らないようにします。

ベランダ外の中塗り塗装

下塗り後は中塗りをしていきます。外に組んだ足場に乗って、ベランダ外の塗装中。人が乗っても揺らがないクサビ足場の上は、安定しているので作業がはかどります。

下塗り部分と中塗り部分の比較

下塗りが白色。今回は中塗りと上塗りが仕上げ色となります。中塗りと上塗りは仕上げ色と同じか、近い色で塗り上げます。

マンションオーナー様への作業説明

マンションのオーナー様です。このマンションの最上階がご自宅なので、時々説明しています。職人は国家資格の一級塗装技能士です。

外壁の上塗り作業

職人が足場から身を乗り出して上塗り作業をしていました。どんな所でも重ね塗りはキチンと塗装しています。

色のアクセントをつける部分へのマスキング

外壁が一色なので、窓周りにアクセントを付け加えます。アクセントを付ける部分にマスキングテープを貼り直しました。

外壁の色のアクセントをつけた状態

マスキング部分までチョコレート色の塗料で塗り上げ、落ち着いた雰囲気のアクセントを付けました。

仕上げ後のフッ素塗料の光沢

仕上げ後。フッ素塗装の光沢です。ちなみにメーカーの期待耐用年数は20年です。ただしあくまでも理想的な数字です。もちろん希望としたい年数ですが、20年というのはどうなんでしょうか。

内壁のクラックの補修跡

室内の壁です。とても幅が小さいクラック(ヒビ)なので、エポキシ樹脂による低圧注入で処理しました。

塗装後の内壁。クラックの補修跡も綺麗に見えなくなった

塗装後です。綺麗に仕上がりました。クラックによる漏水は建物全体の耐久度を下げてしまう可能性もあるのでキッチリと補修しておきます。

マンションオーナーさまとの記念撮影

職人と施主様です。快く記念撮影に応じて頂きました。

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