建物がセットバックしたお宅の屋上と棟屋の防水工事を行いました。外壁はRCでマンションのような3階建てのお宅です。

屋上の既存はシート防水でゴムシートです。今回の工事は一級防水施工技能士の鈴木が担当しました。
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ゴムシート専用のプライマーを塗ってからサラセーヌの堅鎧(タフガイ)SD工法SD-AK30Tの工法を採用しました。
堅鎧だとメッシュがジョイントのところですが、強度があがるのでサラセーヌA材とK材とトップコートです。その場合はジョイントだけのメッシュコートでいい。総メッシュか堅鎧使用に分かれます。
サラセーヌAは日本初のJISの防水材認証を取得した高強度ウレタン防水材です。サラセーヌKは非常にスタンダードな塗膜材で様々な防水工事に使用されています。
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屋上防水の工程はまずプライマーを塗布です。ゴムシート専用のプライマー(ゴムエース)を使っています。

そして、補強クロスを貼っています。

平場に3ミリメッシュを貼ります。これは棟屋の様子です。

サラセーヌKを塗ってウレタン防水。こちらも棟屋の様子です。ウレタンの1層目を流している時にジョイントしかやりません。
建物の廻りのガムテープ貼ってあるところはシーリングでおさえてあります。堅鎧(タフガイ)は出隅にメッシュを貼り、入隅はチューニングという仕様になります。

2層目はサラセーヌAになるので、高強度が期待できます。

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トップコートを塗っていますが、支柱の付け根ガムテープでカバーを持ち上げています。これは一つの心遣いなのです。きちっと復旧させますが、下で防水を切っています。
カバーはあくまでもカバーなので上げて塗っています。エアコンの室外機の下を塗るのと同じ感覚です。

今回の防水工事はRCとRCの上の防水でした。

また、今回のお宅の外壁にはRCに対して浸透防止材としてウォータープルーフCを使っています。

今回は外観も機能もお客様のご希望に叶える工事を目指しました。ランデックスコートとか打ちっぱなしとか、みなさん特有のお悩みがあるので、浸透防止材を使って美観を損なわないようにやらせていただきました。
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