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古い塗膜がバリバリと剥がれ落ちる鉄階段の輝きを取り戻す塗装

By 2013年11月20日1月 15th, 2023防水担当の日誌

腐敗が進んで穴が空いていたマンションの鉄階段を補修、塗装していきます。重要な止め具部分などが傷んでしまうと階段の底が抜けたり、柵が取れてしまったり…大事故に繋がり兼ねない大変危険な事ですので、徹底的に補修していきました。

また、古い塗膜がバリバリに浮いてしまって、塗膜の役割を果たしていなかったのでディスクサンダーと言う電動工具や皮スキなどを使って丁寧に取り除いていきます。この時に補修では間に合わないところは溶接し、しっかりと傷んだところを補強。安全の確保に努めます。

錆びや塗膜の除去作業が終わったら下塗りを塗布。下塗りを鉄部に塗り込むと徹底的にケレンしたはずの場所でも新たに古い塗膜が浮いてくることがありますので、その際には もう1度ケレンを行い、浮きがなくなるまでその工程を繰り返します。浮いた古い塗膜の上から塗装をしても、古い塗膜ごと剥がれてきてしまうため長保ちする施工とは言えません。
階段に限らず塗装は基本的に上から下へと塗装していきます。塗ったところは乾くまでは歩けなくなりますので、下から上へと塗装してしまっては職人が降りられなくなってきしてしまいます。

今回の現場では9人中6人が一級塗装技能士の資格を持つ熟練。それぞれの作業をキッチリと行いながらも時折談笑が聞こえる和気あいあいとした現場でした。