一般住宅にも多いモルタル外壁は、マンションの外壁にも良く使用される、一般的な外壁の一つです。
モルタルに何故ヒビがついてしまうのか?原因は主に三つです。
・モルタルの乾燥の過程に起こる外壁のヒビ割れ
・構造的な問題で、ゆがみが生じて外壁にヒビ割れ
・地盤が弱い場所が原因で起こる外壁のヒビ割れ
もちろん他にも、地震の影響など様々なものがありますので、モルタルのヒビ割れの原因が全てこれとも言い難いのですが、特に多い理由としては、以上の物があります。
普通は塗料で埋まってしまうのですが、深いヒビ割れですと、エポキシ樹脂などで埋めることがほとんどです。
また、外壁内に鉄網などがある場合(ALCパネルなど)、ヒビ割れから雨水が侵入し鉄部分を錆びさせ、それによる膨張で内側から外壁表面を持ち上げて破壊してしまう、爆裂と言うものもおきます。
その場合は、爆裂した部分を綺麗に撤去し、鉄部の錆び落としをしっかりした後に、サビ止めを塗布して、クラック(ひび割れ)と同じようにエポキシ樹脂などで埋めてから、他の部分と同じように外壁塗装を行います。
もし外壁が「リシン」や「吹き付けタイル」などでも、違和感がないように模様付けをしてから塗装を行いますので、エポキシ樹脂で補修した所が不自然に見える事はほぼありません。