ウレタン防水の通気緩衝工法 その2

現場は築30年ほど経過の鉄筋コンクリートの3階建てマンション屋上。パラペット部分のウレタンを完成させトップコート。

アンテナ架台もトップコートしていきます。

ここでようやくウレタン一層目の塗布。

アンテナ配線の収納ボックスを塗装。

2層目も濃厚たっぷりに塗布することで、叩きつける大雨でも雨漏りの不安を一切払拭する、柔軟で肉厚のウレタン防水が出来上がっていきます。

ローラーで全面に塗布していき、

くし目型の道具で最適な量を平滑にウレタンを配り、そしてまたローラーで塗布していく繰り返しです。

仕上げに緑色のトップコートを塗布。端に見えるのはステンレス製の「脱気筒」。下地から抜ける湿気を逃がしウレタンの膨れや浮きを防止してくれます。

トップコートは強烈な紫外線から、ウレタン防水を保護し耐久性を伸ばしてくれます。

熱い太陽光を遮って温度を下げる「遮熱性能」を持つ材料や、フッ素などの種類もあります。頻繁に歩行するベランダなどの場所には、滑り止めとしてゴムチップや珪砂を入れる工法もあります。

天気にも恵まれて作業もはかどりました。

この記事は「雨漏り完全防止。ピカピカ肉厚のウレタン屋上防水」の動画を抜粋しました。実際の施工風景をご覧になりたい方は動画をご視聴ください。

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