全国でも例がない防水工事に特化した体感型スマートショールームです。営業時間中は無人です。マンションやビルの防水工事から戸建ての防水に関わる屋根工事まで、職人が現場作業と同じ手順や工法でリアルにジオラマにて再現しました。手で触れて見て感じることができます。工事をご計画中の方にとっては個人情報などを伏せながらも有益な情報を得ることができます。どうぞごゆっくりとご見学ください。
玄関入り口
オープンは10時～19時です（水曜休み）。
正面玄関ドアは遠隔操作によってロックの施錠と解錠を行っています。営業時間中はご自由にお入り頂き展示物をご覧ください。
大規模修繕
このスマートショールームのメインは大規模修繕工事でも柱となる防水工事です。防水工事には数種類の工法がありますが、ここでは弊社で取り扱う中でも多い種類の工法を展示しています。もちろん屋上だけでなく外壁のタイルなどの各種防水施工の見本も展示してあります。
屋上防水
ウレタン防水通気緩衝工法
一級建築士の手によって精巧に作られたマンションのジオラマの屋上に工法の断層がわかるようにウレタン防水を施工してあります。屋上防水の中の工法でも現場で一番多く行われている工法がウレタン防水です。その中でも通気緩衝工法がメイン的な工法ですが、このジオラマも防水職人が実際の現場と同じ手順を踏んでリアルに仕上げてあります。
ウレタン防水の場合は他の工法の防水工事と違い材料の扱いの加減からくるウレタン層の厚みによって著しく耐久性に支障をきたしてしまう場合があります。他の工法にはFRP防水やアスファルト防水とシート防水などがありますが、どれも材料はシート状態のものやガラスマットなど施工㎡数の面積に合致した材料を使用しなければ施工を完了させることができません。工場で生産されるため個体差によって耐久性が変わることも基本的にありません。
一方でウレタン防水に限っては液状の材料のため、職人の扱い加減によっては防水性能の要である肉厚を損なってしまうことも考えられもなく㎡数に合致させた材料確保の確認もが必要になります。現場によっては膜厚計の使用で厚み確保のチェックをすることがありますが、このショールームでは下地(QVシート)とウレタンをわざと密着させずに作ってありますので、その適正な厚みを感じ取っていただくために手で触って体感することができます。
通気緩衝工法には、AVシートやQVシートなど各種下地シートの種類があります。ここではサラセーヌのQVシートを採用し、リアル感を感じ取っていただくため限りなく現場と同じ施工にこだわり脱気筒や補強用クロスなども取り付けてあります。
実際の現場では下地シートから施工することはほぼ無く、改修工事の場合は特に旧防水層の撤去やモルタルなど下地処理をしてから施工をしますが、このショールームでもモルタルとシーラーを塗布してからウレタンを一層目二層目と流しトップコートで仕上げをしています。
ここでは適正な見本だけではなく施工ミスの展示品の一環としてウレタン防水の硬化不良の状態も体感できるようにしています。触るとベタベタするため服に付着してしまう恐れのある場合は触れないでください。
塩ビシート防水
こちらはロンシールの塩ビシート防水の見本の展示です。ディスク盤との断面がわかる見本です。
アスファルト防水
こちらはアスファルト防水の材料です。実際に現場の端数として余った材料を持ち込んで展示しています。
外壁タイル
弊社の外壁タイル補強の中でも数多く施工してるのがこちらセブンケミカルのセブンSS。滑落防止にはエポキシ樹脂のほかセブンSSのような防水塗膜材も面でタイルを支えるため滑落にもとても有効です。意匠性にもこだわりつや調整品もあります。外装タイルは基本耐久性に優れますが、汚れ防止の表面保護やクラックなどからの雨水の侵入防止をするためにお勧めの材料になります。
こちら展示品の仕上がり工法は波型で艶消しから艶ありまで展示してあります。
長尺シート(防滑性ビニル床シート)
居住者からの印象が良くなり空き室対策になるだけでなく、歩行音減少や滑り止め機能のある長尺シートを展示しています。
タキストロン
展示としてマンションジオラマの周りに設置してありますが、実際には開放廊下やエントランスなどの共用スペースなどの床材として耐久性に定評のあるビニル床シートです。
鉄筋コンクリートや鉄骨造の建物は頑丈な分、特に革靴やヒールなどは余計歩行音が響きます。ぜひお越し頂いて厚みや実際にシートの上を歩いて足の感触や歩行音などをご体験ください。
タキステップ
外部階段がとても豪華になる長尺シートの階段版です。特に階段を下りる動作は廊下を歩く以上に響きます。タキステップも見た目の豪華さだけでなく、防滑性能や歩行音減少にとても優れている材料です。差支えなければ実際に軽く昇り降りをしてご体感ください。
展示してあるタキステップは六色を展示してあり階段には交互に設置してあります。
シール(鉄骨・鉄筋コンクリート)
鉄筋コンクリート建物はサッシ廻りや打ち継ぎ目地など部分的な施工に限られますが、シール材が露出するため色選びも重要な要素です。外壁にALCパネルを使用した鉄骨系の低層マンションの大規模修繕の場合はシール施工のメートル数も膨大になります。いずれも施工状況によって変性シリコンやウレタンなどのシーリング材に分かれます。それぞれのシール材の収縮具合の差を感じることは難しいかもしれませんが感触は手に取って感じることができます。
安全帯・ヘルメット
現場作業には欠かせない安全用具の展示です。ヘルメットとハーネスが飾ってあります。こちらは工事品質を理解するものとは違いますが、せっかくお越し頂くためより現場のイメージをリアルに感じて頂くために飾ってあります。特にマンションやビルなどの施工は高所になるためヘルメット共にハーネス着用は必須で作業道具の一つとも言えます。
資格・許可
職人の資格や免許などの資格証をショールーム室内一周に飾ってあります。主に一級の資格が多いですが、種別的には塗装技能士、防水施工技能士、樹脂接着剤施工技能士、施工管理技士などの国家資格に加え都道府県からの行政免許も飾っています。
外壁塗装のガイドブック
弊社代表の曽根が下請け職人時代に書き下ろしたガイドブックの展示です。ライターの手を借りず100%代表が書き下ろしたものです。元請けけに対しての怒りのパワーで書いてあるため少々品のない内容になっています。
業界の裏側からみた暴露話にも踏み込んて書いているため当時弁護士にも相談しながら書き下ろした、これから工事する方にはとても有益で参考になるガイドブックです。在庫限りですが、お一人につき一冊お持ち帰りいただけます。
塗装だより・DVD
塗装職人の創業は平成3年ですが、お客様との食事会などやイベントなど様々な催しを行っています。この塗装だよりも不定期ですが発行しているニュースレターです。ご興味のある方は手に取って内容をご覧ください。
DVDは自社制作です。塗装職人ならではの工事工程がわかる内容になっています。
塗装体験
塗装職人では、「現場イベント」「屋内イベント」「屋外イベント」を不定期で開催しています。このスマートショールームには現場イベントの塗装体験を行った際にお客様にプレゼントする小冊子を一部ではありますが飾ってあります。今後我が家の外壁塗装を記念に残したいという方にとっては興味津々な小冊子だと思います。
イベント品
こちらもイベントとして扱っている塗装職人自作の塗装体験セットです。こちらもお子様がいる方限定ですがお越し頂いた方にプレゼントしています。タブレットにてお声掛けください。2008年から屋内イベントとして開催している羽子板塗装の作品も飾っています。
モニター
主に屋上防水の施工などの様子をモニターにて流しています。
ご質問
タッチするだけでタブレットから横浜店や世田谷店にいる担当者へリモートでつながります。ご質問や聞きたいことなどは何でもお聞きください。※業務の都合により繋がらない状況の場合もあります。
塗装職人のスマートショールームは無人の為、照明やその他の電源やドアのロック開閉まですべて遠隔操作によって行っています。店舗内のセキュリティも２台のリモートカメラで万全を期しています。今後も防水工事や屋根工事をご計画している方にとって有益な情報や展示物を更新しながらご紹介していきます。
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