階段の長尺シート施工前・施工後 階段施工前。滑り止めの金具も外されてコンクリートだけの階段の様子です。 施工後。立ち上がりや階段横を塗装した後にタキステップやロンマットを貼りつけた様子です。施工前と比べて遮音性、防滑性が向上したと同時に明るい印象になりました。階段の長尺シート作業の様子 階段の隅にあるクラック。ひびが入った部分が浮いてきてしまっています。 幅があるクラックもありました。こういったクラックから雨水が入り込み、内部から傷めていく事も多くあります。 室内階段。滑り止め用に留めてある金具が外れかけてグラグラしていました。 撤去した階段の滑り止め部分の金具です。 金具撤去後の階段です。 完全にコンクリートだけになった状態です。この次の工程でタキステップを取り付ける箇所以外は灰色の塗料で塗装してあります。 室内階段用・遮音、防滑性階段用床材。ビニル床シートは大手のメーカー「タキロン」のタキステップ。 踊り場も遮音、防滑性の床シートを張ります。その前に樹脂モルタルでクラック処理と下地調整としてディスクサンダーで研磨しました。 床のクラックは各階全体に及んでいました。クラックなどトラブルをそのままにしてしまうと耐久性にも問題が出てくる為、補修はキッチリと行います。 階段横に見える幅広な大きいクラック。エポキシ樹脂を注入して、これ以上クラックが広がらないように補修します。 塗装する部分はタキステップを取り付ける前に塗っておき、十分に乾いた後で上段から順番にタキステップを取り付けていきます。 取り付け完了。コンクリートは乾いた音が特に響きます。革靴やヒールの歩行音がうるさいという理由での施工でしたが、見た目も上品です。 上から見た画です。遮音性に加えて防滑性もある為、雨の日などで階段が濡れていても滑りにくく安全性も考慮されています。 施工後の踊り場です。廊下の長尺シート施工前・施工後 開放廊下床シート施工前。クラックや汚れが目立ち、コンクリートそのままの廊下でした。 施工後。コンクリートの寒々しい印象が無くなった事によって全体的な雰囲気が明るくなり、温かみを感じられる仕上がりになりました。廊下の長尺シート作業の様子 開放廊下の床通路。こちらもクラックが発生していたので、エポキシ樹脂を注入して処理してあります。 後に貼る床シートの為、廊下で凹凸のある場所を、ディスクサンダーで研磨して均一に均します。白くなっているのはその跡です。 樹脂モルタルによるクラック処理と下地調整完了後です。左の立ち上がり部分はウレタン塗膜防水のプライマーを塗っているため、濡れ感がでています。 白い部分はディスクサンダーによる研磨の跡と立ち上がり部分のプライマーの下塗り。 上階の両脇立ち上がり部分もウレタン塗膜防水のためプライマーを塗布。下塗りをしっかりと塗っておく事で密着力を上げます。 少し固めの立ち上がり用ウレタンゴムを隅々に塗布していきます。二面以上に挟まれた角にはローラーが入りにくいので刷毛を使い、塗り漏れなく綺麗に仕上げます。 通路も部分も同様です。細かい所は刷毛で、それ以外はローラーでと道具を使い分けて効率的に作業を進めていきます。 下地調整とウレタンの塗布が完了しました。見えづらいですが、写真左の立ち上がりと、写真右下の柱の部分の立ち上がりがウレタン塗料で灰色に塗られています。 床シートに皺が寄らないように廊下全面へと設置していきます。この時、メーターボックスが下敷きになってしまいますが、あとでメーターボックス部分だけを切り取り、開閉出来るようにします。 製品は外部開放廊下・防滑性ビニール床シートの「ロンマット」。廊下一面に敷き詰めていきます。 ロンマットを敷き詰め終わったら、メーターボックスの蓋を測り、その部分だけを切り取って開閉できるようにします。やり直しが出来るような作業では無いので、慎重に切り取っていきます。 メーターボックス周り完了。切り取りもぴったりの幅で仕上がり、上手く出来ています。 1階にも設置完了。皺や歪みも無く綺麗に貼ってあります。 1階の立上りと床シートの収まり。床シートと立ち上がりの部分の色の差異もありません。 軟質ビニール樹脂がもつ弾力性でコンクリートの上を直接歩く時の音もずっと響かなくなりました 施工後の1階通路です。