南区のALCの5階建てマンション改修工事

施工の見どころ

南区のALCマンション施工前

工事の前です。1階が店舗で上が賃貸マンションになっています。両脇もビル等ですが非常に境界線が狭いです。

足場仮設工事

足場着工日の様子です。結局4台程のトラックで足場を組みました。

足場仮設工事

足場専門の職人なので早く正確に作業は行われていきます。

ALCパネルのの劣化部

このマンションは ALC (発泡コンクリート)の建物です。このへこみは ALC パネルを貼る祭にボルトで鉄骨に溶接で止めてる部分になります。溶接後この穴に補修材を練って詰めるのですが、時間の経過とともに肉やせしてきてこのような感じになるのも一つの ALC の特徴でもあります。

施工前の屋上床の防水層の保護モルタルが劣化してひび割れを起こしている状態

屋上の床です。防水層の保護モルタルが劣化してひび割れクラックを起こしています。

施工前の継ぎ目目地のシーリングが劣化してひび割れを起こしている状態

継ぎ目の目地です。ひび割れしています。 ALC パネルの縦目地にはシーリング(コーキング)はしていないことが多いのですが、階の間の横目地はシーリングをします。

南区のALCマンション施工中の塗装職人の看板

看板です。マンション外壁の裏側です。横浜市南区の黄金町付近の京急線からこの看板がよく見えていました。

外壁のシーリング打ち換え中

今回はマンションすべての外壁前にシーリング工事をしました。目地とアルミサッシの窓周りです。

外壁のシーリング打ち換え後

シーリング後です。ちなみに、画像ではありませんが、高圧洗浄はきっちり行っています。

外壁の塗装完了後

塗装完了後です。塗料はシリコン樹脂系の2液タイプの溶剤塗料を取りました。1階店舗に以前雨漏りがあったようで外壁には専用の弾性下塗り材で肉厚に塗り、中塗り上塗りと仕上げました。オーナーさんは当初非常に塗料について悩まれてました。水性のものも提案させていただいたのですが、さらに性能にすぐれたこの塗料で落ち着きました。施工中のにおいが若干ありますが、でもいい塗料です。

ベランダの防水ウレタンを練っている状態

ベランダの防水ウレタンを練っています。2液を使う場合、主剤と硬化剤の2つを良く練り合わせ、科学反応させて初めて塗装が可能になります。

ウレタン通気緩衝工法での屋上床の防水

屋上はウレタン通気緩衝工法です。ウレタンを何度も重ね塗ってしっかりとした塗膜を作り上げました。

屋上床の防水層に脱気筒を取り付けた状態

湿気を逃がす、脱気筒を取付ました。

室内の施工後。明るいグリーンと落ち着いた茶色の色合い

内階段と廊下の壁と天井の塗装も薄い緑色で行いました。明るいグリーンと落ち着いた茶色の色合いが爽やかです。

室内の施工後。明るいグリーンと落ち着いた茶色の色合い

同じく室内です。少々濃い緑で仕上げました。こちらは薄い緑とは違って、全体的に落ち着いた印象を与えてくれます。

ベランダの施工前

ベランダ内の腰壁塗装、床のウレタン防水等かなり狭くて苦労しました。ちなみにあちこちに飛んでいる塗料は以前オーナーさんのご主人が飛ばしてしまったものです。念のため(笑)

ベランダの施工後

ベランダ内ほぼ完成。

ベランダの施工後

ベランダ床です。

外壁の塗装完了後。化粧パネルの色分けされた状態

マンション正面は、平面の ALC パネルではなくデコボコの形で模様が作られた化粧パネルです。色分けが大変でした。

南区のALCマンションの施工後

完成です。

南区のALCマンションの施工後

いい感じに色分けも出来たと思います。

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